大沢・上大沢の間垣集落景観
おおざわ・かみおおざわのまがきしゅうらくけいかん

大沢・上大沢の間垣集落景観

文化的景観の紹介

急峻な山が日本海に直接迫る能登半島北端にある輪島市大沢町・上大沢町では、海からの強い季節風から家々を守るため、竹を組んで作られた間垣と呼ばれる垣根で集落を囲み、今日まで生活をしてきました。間垣は、ニガタケという約5mの細い竹を縦に差して組まれており、夏は適度な日陰をつくり、冬は冷たい強風を防ぐとても機能的なものです。集落は、山と海に囲まれた狭い平地に存在し、背後の山々に点在する棚田での農業と全面に広がる豊かな海での漁業により人々が暮らしており、半農半漁の生活の中で、間垣を用いた街並みは、能登の里山里海の生活生業を知るうえで欠くことができない文化的景観です。

基本情報

所在地 石川県輪島市大沢町・上大沢町
選定年月日 平成27年10月7日
選定基準 (一)水田・畑地などの農耕に関する景観地(八)垣根・屋敷林などの居住に関する景観地選定基準の詳細はこちら

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お問い合わせ情報

担当課 輪島市教育委員会 文化課
住所 〒928-0001 石川県輪島市河井町20部1番地1
電話番号 0768-22-7666
関連サイトURL http://www.city.wajima.ishikawa.jp/categories/soshiki/kyoikuiinkai/bunka/
アクセス マイカー
金沢から2時間30分[北陸道(金沢森本)→能登空港IC→輪島市]